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バックパッカーAとBの記録

弱小バックパッカーたちの旅行記

その夜、池袋の居酒屋でサハラ砂漠行きを決めた



2011/11/01 - A - Tokyo, Japan

https://www.instagram.com/p/d6rPEbmL5l/

2011年11月、22歳だったオレはこじらせていた。こじれきっていた。

自分の人生を生きたかった

当時のオレは、神奈川県在住の大学4年生(休学中)。友だちと会うのはもっぱら東京の池袋で、1時間ほどかけて出向いていたあの頃。今よりもずっと自信がなかったし、狭い世界で生きていた。

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その夜も自信がなかったし、狭い世界で生きていた。「6人ぐらいで飲むから、池袋にこい」とメールが来たので指定の場所に行ったところ、そこには誰もいない。電話で聞いてみると、自分にメールをしたあとなんとなくの流れで中止になったが、連絡するのを忘れていたらしい。

なんだか、とても悔しかった。オレは自分の人生を生きてないんだな、と感じた。10段階評価で言うとせいぜい6くらいの楽しみを他人の予定に左右されるその矮小さに、驚くほど落ち込んだ。

その夜、池袋の居酒屋でサハラ砂漠行きを決めた

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そして、その場でモロッコ行きを決意した。

雑誌でサハラ砂漠の写真を見て「いつかは絶対行きたいな」と思っていた。しかし、その願望にはまったく根も土台もない。なにせ自信も金もないオレにとっては、北アフリカのイスラム教徒が暮らす砂漠の国は、火星よりもずっとずっと遠い。現実味がなかったのだ。

ただ、あの夜だけは「いま、行かなくては」と決意が心のそこから湧き上がった。自分の人生を自分の手に取り戻す第一歩として、周りの人間が誰も行ったことのない場所に行かなくてはならない。同調や共感とはまったくかけ離れた、自分だけしか知らない事や場所、ある種の孤独が必要だった。

そして、いろんな旅をした。それを、これから書く。

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4日間、砂漠で寝食をともにしたベルベル人はスペイン語しかしゃべれなかったし、商人はみんな笑顔で徹底的にボッタクろうとしてきたけど、モロッコを歩いた2週間は幸せだった。あの時のオレは、間違いなく自分の人生を生きていたと思う。相変わらず自信はなかったが、広い世界ではそれはどうでもよかった。

というようなことを、写真多め・情報濃いめで載せていくブログにしていきます。

 

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