読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

バックパッカーAとBの記録

弱小バックパッカーたちの旅行記

この街歩くべからず / 砂漠の街・冬の異邦人【アラブ首長国連邦・ドバイ その5】



2013/02/08 - B - Dubai, UAE

2013年2月8日の為替レート:1 AED = 25.49 JPY

ジャンクションに進路を阻まれてしまい、その迂回路を探す。来た道を引き返し横断できる場所がないかひたすら探し続ける。

この街歩くべからず

ブルジュ・ハリファの予約時間まであと1時間30分ほど。まったくブルジュ・ハリファまで到着しそうにないことを考えると、余裕のある時間ではない。焦りに焦り、写真を撮ることも忘れ走り回る。

何度も周辺をぐるぐる歩き回ったが、最終的にはメトロ駅を使って横断することに成功した。

f:id:puredata0:20160726003404j:plain

▲メトロ駅から見た大通り。ここ以外に横断可能な箇所はない。

砂漠の街・冬の異邦人

ところで、時は二月である。日本から来た俺は、日本の二月の格好で砂漠のこの街を走っている。ドバイには冬はないようだ。

汗が噴出し、たまらずコートを脱ぐ。コートの下に来ていたパーカーも脱ぐ。これらを抱え、1km近く遠くに見える横断歩道を目指して走る。

そもそも徒歩での移動を考慮していないこの街を汗だくで走っていたからだろうか、ヒジャブをまとった二人組みの若い女性が、前方から近づく俺を指差し大笑いしている。

影でくすくす笑うのではなく、正面から指をさして笑っているのである。ちょっと悔しいので「やあ」といった形で手を上げてみたがリアクションはなかった。

決して俺の顔や格好が面白かったとかではないと思う。思いたい。

f:id:puredata0:20160726003341j:plain

▲ボディバッグとメッセンジャーバッグを交差するようにたすき掛けし、コートを抱え成田空港で買った水をビニール袋に入れて走り回る。卓越した武道家は見ただけで敵の実力がわかるというが、卓越するまでもなく誰が見ても旅慣れていない姿だ。

 

この街に歩行者の人権はない。それどころか、時間に追われ走っている人は嘲笑の対象となるのだと確信した。

この街は都会風だが、脚を使うという異文化を排斥する同調圧力がとても強い。急いでいて、笑われたくなかったら車に乗ることをお勧めする。

本当なら外務省HPの渡航情報に書いていてしかるべき情報だが、書いていないようなのでここに記す。

次の記事 

aandb.mediumbuddha.com